医療政策
担当教員
単位数・配当学期・曜日・時限
2単位 冬学期 木曜2限
内容・進め方・主要文献等
医療の進展により、われわれは健康寿命の伸長という恩恵を受けている。一方で、医療が高度化するなかで、多くの政策課題が生まれている。効率的で良質の医療サービスが提供されるために何をなすべきか。この授業では、医療政策をめぐる現代的課題を理論的・実践的に講義していく。
以下のような話題をとりあげることを予定している。
医療制度とこれからの課題、
市民主体の医療、
地域主導の医療、
地域医療と地方財政、
医療の質と情報、
医療・保健統計、
アジアの医療健康の経済価値、
保険の基礎理論、
医療保険のモラル・ハザード医師誘発需要、
医療保険の逆選択、
少子・高齢化と医療・介護保険財政
今年度は、医療政策教育・研究ユニットの支援のもとで開講される。
従来は隔年開講であったが、ユニット活動期間中は毎年開講とする。
教材等
漆博雄編『医療経済学』，東京大学出版会
東京大学医療人材育成講座編『「医療政策」入門』，医学書院
成績評価の方法
定期試験，レポートによる