エネルギー政策

担当教員

小山 堅馬奈木 俊介

単位数・配当学期・曜日・時限

2単位 夏学期 月曜4限

内容・進め方・主要文献等

最新の国際エネルギー情勢を踏まえ、エネルギーセキュリティ問題と地球温暖化問題の一体的・整合的な解決を目指すためのエネルギー政策の現状と課題について、理解を深めることを目標とする。

以下のような内容を取り上げる予定である。

1. イントロダクション:講義の狙い、問題意識、全体像
2. 国際エネルギー情勢の現状と課題
3. エネルギーセキュリティ論
4. 経済学の観点から見た国際エネルギー需給・市場
5. 国際石油市場の現状と課題
6. 国際ガス市場の現状と課題
7. 国際エネルギー市場の主要プレイヤー(国際機関、メジャー、国営石油会社)
8. エネルギーセキュリティ問題と地球温暖化問題の関わり
9. 石炭および非化石エネルギー(新エネ・原子力)の現状と課題
10. 米国・欧州のエネルギー情勢と政策課題
11. 中東・ロシアのエネルギー情勢と政策課題
12. 中国・インドのエネルギー情勢と政策課題
13. 日本のエネルギー政策と課題

教材等

教材等
IEA『World Energy Outlook 2009』(2009年)、経済産業省『エネルギー白書』(2009年)、
ダニエル・ヤーギン(日高義樹 他訳)『石油の世紀』日本放送出版協会(1991年),
ほか追って指示する。

成績評価の方法

平常点及びレポート等による

関連項目