シンポジウム「海洋環境保護の現代的展開:海洋ガバナンスの観点から」
海洋は古くから漁業、交通のために利用されており、また近年では、レジャー、再生可能エネルギー、海底資源掘削といった様々な利用が進められています。一方で、海洋のもたらす豊かな恵みを次世代に引き継いでいくためには、海洋の利用による環境汚染の防止や海洋の生物多様性の保全といった海洋環境保護の取り組みを進めることもまた重要です。
このシンポジウムでは、海洋環境保護をめぐる近年の取り組みを多角的な観点から取り上げ、海洋の利用と保全の適切なバランスを維持するための国内的・国際的なガバナンスのあり方を考えます。
日時: | 2015年3月23日(月) 14:00-18:20 |
---|---|
場所: | 東京大学本郷キャンパス 工学部2号館212号室 MAP |
主催: | 東京大学公共政策大学院 海洋政策教育・研究ユニット |
共催: |
東京大学海洋アライアンス 第44回GSDMプラットフォームセミナー |
言語: | 日本語・英語(同時通訳付) |
プログラム
14:00-14:05 | 開会挨拶 |
---|---|
奥脇直也 東京大学名誉教授、明治大学法科大学院教授 | |
14:05-14:45 | 基調講演 1 |
Russian Strategy for the Sustainable Development of the Arctic Marine Environment Alexander Sergunin サンクト・ペテルブルク大学教授 |
|
14:45-15:25 | 基調講演 2 |
MPA Network in the South China Sea: A Suggestion for Peace and Sustainability in the Region and an Opportunity for Japan to "Look South" Vu Hai Dang ベトナム外交学院講師 |
|
15:25-15:40 | 休憩 |
15:40-17:20 | リレー講演:日本における海洋利用と環境保全 |
1:海底鉱物資源の採掘と深海生態系の保全 (15:40-16:05) 2:洋上風力発電と海洋環境 (16:05-16:30) 3:サンゴ礁海洋保護区 (16:30-16:55) 4:海洋における生物多様性の保全と漁業の果たす役割 (16:55-17:20) |
|
17:20-17:30 | 休憩 |
17:30-18:20 | パネルディスカッション |
パネリスト: 全講演者 モデレーター: 城山英明 東京大学公共政策大学院長 |
(司会進行:久保麻紀子 東京大学公共政策大学院特任准教授)
このシンポジウムは、科研費「アジアにおける統合的海洋管理の制度設計と政策手段」(24243025)、東京大学海洋アライアンス総合海洋基盤(日本財団)プログラム及びGSDMの助成を受けています。
関連項目
-
GSDM|社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム
Global Leader Program for Social Design and Management