SIPA-GraSPP Day 2013

Event Report

Sadae Hayashi

今年も3月21日にSIPA-GraSPP dayが本郷で行われました。SIPAとGrasPPの学生、計40名程が集まり、①政治的リーダーに求められる素質とは何か、②先進国=経済大国と定義できるか、というテーマのもとランチディスカッションを行いました。

イベントの開催に向けGraSPPでも実行委員会が発足されましたが、2月という学期末に準備が始まったため、ハードスケジュールのなかで準備が進められました。しかし、抜群のチームワークでディスカッションのテーマを決め、イベントの広報活動を行い、SIPAの学生の受入れ態勢が2月末にはほぼ万全に整っていました。そんななか、SIPA側の都合により当日のスケジュール変更が生じ、一時はイベントの中止も案に上りましたが、最終的には様々なSIPAとのやり取りを経て無事イベントを開催することができました。

最新のスケジュールに合わせてイベントの内容を変更したものの、1時間という短い時間の中で学生たちがどこまで交流できるのか委員一同不安でしたが、そんな心配をよそに当日はディスカッションテーマの議論だけでなく様々な意見交換がなされている姿や笑い声があちこちから聞こえてきました。セッションの最後には連絡先を交換している学生も見られ、単なるランチディスカッションではなく良きネットワークの場となったことも非常に嬉しく思いました。また、SIPAのご好意により実行委員も自民党議員との意見交換会に同行させて頂き、フリースタイルのディスカッションに参加しました。学生の関心に応じて領有権やTPP,教育問題と幅広い分野のイシューが議論され、異なる立場や視点からの意見を聞けたことは私たちにとって学ぶことが多かったと同時にとても良い刺激となり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

以上のようなポジティブな面があった一方で、社会人経験者が多いSIPAの学生にGraSPPの学生がお子様扱いされたという事件(?)もありましたが、それもまた世界の優秀な学生と渡り合っていくうえで自分をどう見せるか、どう付き合っていくべきかということを学ぶ良い機会になったのではないかと思います(笑)

イベント直前までとにかく様々な変更を強いられ、個人的には旅行先でもアメリカや国際室の大野さんとSkypeや電話でやり取りをするなどドタバタ続きでしたが、学生生活の最後に思い出深い経験ができましたし、実行委員のチーム力も増したと思っています!

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