公開講義「公共管理論II」(第48回公共政策セミナー)『公共政策における政・官・民の役割〜私の体験から〜』の開催概要・議事録を掲載しました

日 時: 7月13日(月) 13時10分〜14時50分
場 所: 東京大学本郷キャンパス 第2本部棟7階 第3演習室
講 師: 村井 仁 氏(長野県知事) (略歴)
司 会: 徳永 崇(公共政策大学院教授)

概要:
村井仁長野県知事の国家公務員、衆議院議員、国務大臣及び地方自治体の長という豊富な経験を基に、公共政策における政・官・民の役割について、(1)「公」の本来の役割、(2)行政と市場経済の基本的な違い、(3)現代の行政の持つ悩み、(4)政治と行政、(5)今の日本の状況、(6)公務員、(7)治安問題を切り口にして、自身の見解が述べられ、その後、学生との対話が行われた。締め括りに際して、知事は、社会・公共のために働くことの大切さ、公務を選ぶ一番の動機は他人のために何かをしたいという気持ちであること、そして、世の中がどんなに変わっても公の役割がなくなることはないことを強調した。

関連項目