事例研究(ミクロ経済政策・問題分析 III)

担当教員

松村 敏弘今川 拓郎

配当学期・曜日・時限

夏学期 月曜 5限 (18:40〜20:20)

内容・進め方・主要文献等

放送・通信・インターネット・情報産業等に関する経済政策分野を中心とした事例研究を行う。事例としては、NHKと民放の在り方、放送行政、コンテンツ流通・著作権、電波割当、携帯電話に代表される移動体通信、FTTH・ADSLの普及とその背後にある接続規制、インターネットの発展に伴いますます発展する情報産業・技術に関する問題、これらの産業に関する競争や規制改革の評価など多様な政策課題の中から、参加学生の興味・関心にあわせて選択する。

テーマについてはまず教員サイドから具体的なテーマ案を複数提示し、更にそれらに関する基礎的な情報を提供する。この後学生がテーマを選択し実際の分析に入る。言うまでもなく、提供したテーマ案のなかからテーマを選択することを強制されるのではなく、議論を通じてテーマを参加者が自ら考えて設定することが可能である。

3名程度のグループによる共同作業が基本である。参加者は公共政策大学院2年生に限定するが,経済政策コース以外の学生も歓迎する。事例研究(ミクロ経済政策・解決策分析 III)における政策代替案の分析・評価の前段階として,現状と課題の整理,利害関係者の主張の調査,実現性のある政策代替案の提示等を行うことを目標とする。

成績評価の方法

レポート、プレゼンテーション、平常点等による。

関連項目