在学生用掲示板

2013-10-29

【授業】火曜4限「政策決定・行政統制論」の履修者へ

宇賀克也教授からの連絡事項です。

 11月5日は、警察大学校副校長兼官房審議官の荻野徹氏にお出でいただき、警察行政と警察組織についてお話いただきます。
荻野氏は内閣法制局参事官を務められ、また、内閣官房の審議官として、重要な立法に携われてきた警察庁の誇る法律のプロであるのみならず、 行政改革会議の事務局に出向され、中央省庁等改革にも携わられた行政組織、行政改革についての優れた専門家であり、また、 都道府県警察のトップである警察本部長(東京都の場合は警視総監といいます)も複数務められ、警察行政にも精通された方で、 学界でも注目されている論文を公表されている方です。国の警察は国家公安委員会、都道府県の警察は都道府県公安委員会が管理していますので、 行政委員会についての基本的知識を得るため、テキスト182頁~197頁、とりわけ、国家公安委員会は、わが国で唯一、 委員長を国務大臣をもって充てる大臣委員会であることから、大臣委員会についての189頁~190頁を読んでおいてください。 国家公安委員会は警察庁を管理し、都道府県公安委員会は道府県警察本部(東京都の場合は警視庁といいます)を管理しますが、 「管理」の意義について、時間に余裕のある方は、テキスト190頁の注(15)に掲げた荻野氏の論文を読んでおくとよいでしょう。

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