ニュース

「地域交通政策研究」(宿利正史客員教授他)の授業では、11月1日に京都府北部で村尾俊道元京都府交通基盤整備推進監による講義と現地視察を実施しました。

まず、村尾様より「総合的な交通政策の実践と課題~海の京都の観光まちづくり~」と題し、北近畿タンゴ鉄道の再生、沿線の「海の京都」の観光圏づくりなどの施策における課題とその対応などについて解説頂き、続いて、WILLER TRAINSの飯島社長、北近畿タンゴ鉄道の嵯峨根社長、舞鶴市の泉交通政策担当課長より、それぞれの取組みや今後の展望などについてご説明を頂きました。講義後は、京都丹後鉄道や丹後海陸交通のバス、船などを利用し、天橋立や伊根町などの周辺地域を巡り、観光・交通のまちづくりについて現地視察を行いました。
参加学生からは、「広域連携の取組みについてよく学べた」「地域交通再生における需要創出の重要性を認識できた」「京都府北部は想像以上に魅力的な地域」などの感想が寄せられました。現地での視察と講義を通じ、参加学生が地方部での鉄道サービスをはじめとする地域公共交通の活性化について考察を行う機会となりました。

天橋立傘松公園にて記念撮影

① 西舞鶴駅で講義開催 講師陣(嵯峨根氏・飯島氏・村尾氏・泉氏)
② 村尾氏
③ 宿利氏
④ 車両: 丹後の海
⑤ 車両: 海の京都
⑥ 伊根の舟屋群

■講義「地域交通政策」Aセメスター視察の様子は以下よりご覧ください。

①10/25 開催 南三陸町現地視察及び講義開催