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「地域交通政策研究」(宿利正史客員教授他)の授業では、11月29日に富山市で森雅志前富山市長による講義と現地視察を実施しました。

まず、環水公園、富岩運河を経由し、同市北部の岩瀬地区を訪問し、歴史的な建造物や町なみを活かしながら進められている、新たなまちづくり、地域の活性化について桝田酒造店代表取締役の桝田隆一郎様に御説明を頂きながら、岩瀬地区の視察を行いました。続いて、富山市中心部へ路面電車で移動後、森前市長より「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」と題し、市長在任中に推進したコンパクトシティの取組み、コンパクトなまちづくりの効果、交通のもたらす社会的便益、などを中心に講義頂き、講義終了後は、森様の案内のもと中心商店街や富山駅周辺を見学いたしました。
参加学生からは、「交通政策とまちづくりの一体的な推進が不可欠であることがよく理解できた」「国の制度の活用、地域の合意形成などにおける首長としてのリーダーシップについて学びが多かった」「案内頂いた方全てがまちに自信・誇りを持っているのが印象的であり、シビックプライドの醸成の重要性を認識した」などの声が寄せられました。現地での視察と講義を通じ、まちづくりや交通政策について参加学生が理解や考察を深める機会となりました。

① 岩瀬 “KOBO Brew Pub”
② 岩瀬 “ウォークインセラー”
③ 岩瀬 “桝田酒造”
④ 富山市 “グランドプラザ”
⑤ 富山駅 “LRT”
⑥ 富山市民プラザにて森氏との記念撮影
⑦ 講師:前富山市長 森雅志氏

■講義「地域交通政策」Aセメスター視察の様子は以下よりご覧ください。

①10/25開催 南三陸町現地視察及び講義開催
②11/1開催 京都府北部現地視察及び講義開催
③11/15開催 静岡県現地視察及び講義開催