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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

Student Reports

Student Reports

国籍や専門分野の異なる学生らと共に学び、共に活動する

黒飛建二

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ソウル大学国際大学院(GSIS)では多くの学生と交流することができます。国際大学院で経験した学生交流の機会をいくつか紹介します。

第一に、学生が発表・議論する勉強会(Round Table)です。Round Tableはテーマとなる地域、国ごとに存在し、使用言語や、参加者、開催日などが異なります。例えば、日本をテーマに取り扱うJapan Round Tableでは、毎週月曜の昼休みに15人ほどの韓国人、日本人学生と共に日韓の引きこもり問題の比較など、現在直面している問題を日本語で1時間ほど議論しました。私は、Japan, China, Developing Countries, CAMPUS Asia, KoreaなどのRound Tableに参加しましたが、他にも、US, EUなどたくさんあります。参加して良かったことは、専門の分野が異なる学生とも交流することができることです。特にKorea Round TableやChina Round Tableでは自分の履修した日韓関係以外のコースとしてDevelopment Cooperation Policy Programや中国地域学の学生と知り合うことができました。また、韓国が現在興味を持つ課題について知ることができ、その後の話の種にもなりました。

第二に、私はソウル大学国際大学院の学生自治会との交流を行いました。学生自治会は、国際大学院の学生が組織する団体で、1泊2日の交流イベント、Sports Dayなど国際大学院の学生の交流イベントを主催します。私は、学生自治会のメンバーと仲良くなり、よく出入りしていましたが、自治会の中には英語だけでなく、日本語を話すことができる韓国人や海外の学生がいて、とても会話が楽しかったです。彼らが日本語を話せる理由は、日本に留学した経験がある、日本の文化に興味がある、日本のサブカルチャーが好きなど、様々です。驚いたのは、日本語のスピーキングとリスニングがネイティブ並みに上手にもかかわらず、なぜかライティングとリーディングができない学生がいました。理由を聞くと、どうやら日本のテレビ番組の中で日本語を習得したので、文字は平仮名であっても読めないが、聞いたり話したりすることが問題ないらしいです。このように、日本と関わりのある学生がたくさんいる学生自治会によく顔を出していました。

第三に、韓国語講座です。ソウル大学では語学堂にて、韓国語を学ぶクラスをとることができます。3時間の授業を週2回行うコースを履修しましたが、国際大学院以外の学部の学生や、ソウルで働いている方とも知り合うことができ、よい刺激になりました。教師もユーモアにあふれた授業を行うので、韓国語が全くできなかった私でも、とても分かりやすかったです。

第四に、学生との個人的な交流です。例えば、私は同じクラスで仲の良い中国人の学生と毎週一回言語交換をしていました。私は日本語の文法をこの中国人学生に教える代わりに中国語を教えてもらいました。言語交換の前後には一緒に夕食とりながら日中の文化や政治について話したり、卓球やバスケなどのスポーツを楽しんだりしました。

このように、ソウル大学国際大学院では韓国人や外国の学生との様々な交流を経験することができました。今後ソウル大学に留学する学生には、積極的に学生の活動に参加してほしいです。

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