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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

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第29回学生インタビュー(ニュースレター53号掲載)

奈良ジゼール (from Japan)

―GraSPPの生活は楽しい?
 勿論! GraSPPは自分の学びたいこと、好きな授業を取れるから面白いです! あと、弁護士として働きながら大学で勉強しているクラスメイトなど、色々な経験をしてる人が多いので友達から受ける刺激も大きいです。私は2019年2月から中国に留学します。昔から東アジアのことが勉強したかったので、キャンパスアジアは自分にぴったりでした。やりたいと思ったことができて、行きたかった所に行けるので、本当にラッキーで幸せです!

―学生自治会長をやっていたとか
 私は子供の頃、大統領になりたかったんです。それで、まずは手に届くところからと思って会長に立候補しました(笑)。立候補したことで知り合いが増えました。留学生と日本人をもっと交流させたいんですが、みんな忙しくて日程を組むのも難しくて掲げた目標は大きいけど、実現するのは難しいとを感じてます。クイズNightというミニイベントや迎賓館見学ツアー、あとは高尾山に紅葉を見に行きました。
 GrraSPPは同級生が少ないので先輩後輩も含めて繋がりがずっと続くのが、良いところだと思います。あとはノリもいいから、「今から飲み行かない?」って楽に誘える友達がいるのも好きなところです。グループワークの授業が多いので授業以外でもミーティングもするから、「一体、今週はこの人と何回会うんだ?(笑)」っていうくらい友達と話す機会が多いですね。

―将来の夢は?
 領土問題に関心があるので、将来は国連でその分野に携わりたいです。高校生の時に朝鮮学校との交流会に参加したのをきっかけに興味を持ちました。子供の頃フィリピンに住んでいて中学2年で日本に来て、高校に進学しました。国際関係の授業の一環で近くの朝鮮学校と合同授業をしたり文化祭にも招待してもらったり、交流をしたんです。ある時、彼らと領土問題について話し合ったんですが、そこでの互いの価値観や文化の違いに衝撃を受けました。こんなにも他人と自分は考え方が違うのかと驚いて、それから領土問題への興味が湧きました。大学3年生の時にはアメリカの大学に留学してアメリカから見た東アジアの現状を学んだんですけど、そこでも「東アジアの3国ってすごい似てるのに、なんでこんなに関係が悪いんだろう?」と考え、帰国後、東アジアのセキュリティ問題について学びたくてGraSPPに入学しました。

―もうすぐ中国に留学ですね。
はい。友人たちと離れるのは少し寂しいですが、でも楽しみです。文化も風習も違う国に実際に住んで、様々な違いを体感してみたいです。領土問題は数多くの研究者が研究してもまだ解決してない難しい問題です。なので将来、私が領土問題にかかわれた時に何か少しでも貢献できるように、今は政治や経済など幅広く学んで、いろんな分野から領土問題を考えられるようになりたいです。やるならばトップに行きたいし、夢は大きいほうがいいので、目指すは国連の事務総長です!(笑)。 

本郷キャンパスでクラスメイトと。左端がジゼールさん