不正行為とGraSPPの対応
東京大学の科学研究における行動規範(リーフレット)では、研究活動の不正行為を次のように定義しています。
捏造:存在しないデータその他の研究結果等を作成すること
改ざん:研究活動によって得られたデータ、その他の研究結果等を真正でないものに加工すること
盗用:他者のアイデア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該他者の了解もしくは適切な表示なく流用すること
行動規範(リーフレット)には記載はありませんが、以下のような例も不適切な行為と見なされます。
授業において他の学生と共同作業を割り当てられ、各々がレポートを作成した際、共同作業に関する成果を同意承諾なく利用した。(あるいは共同作業による成果であることを明記しなかった。
他大学に提出したレポートの文章を、提出者自身が別のレポートに適切な引用を行わず流用した。(自己剽窃)
学位論文だけではなく、リサーチペーパー、授業における課題、レポート等で不正行為や不適切な行為が発覚した場合、GraSPPは必要な調査等の上、不正を確認した場合、当該学生については厳正に対応します。万が一、本教育部学生の成果物の関係に疑義が生じた場合は、授業担当の教員に相談するようにしてください。
公共政策大学院における論文等作成に関するガイドライン(PDF, 517KB)*2021年1月制定