【グローバル教育センター日本語教育部門(日本語教育センター)】 2025年度Sセメスター開講コースについて
グローバル教育センター日本語教育部門(日本語教育センター)では、下記のとおり 4~6 月に開講する各種コースの募集を開始します。
各コース/講座のご案内は、日本語教育センターのウェブサイト <https://globe.u-tokyo.ac.jp/nkc/ja/calendar.html> 上にも掲載しております。
グローバル教育センター日本語教育部門(日本語教育センター)では、下記のとおり 4~6 月に開講する各種コースの募集を開始します。
各コース/講座のご案内は、日本語教育センターのウェブサイト <https://globe.u-tokyo.ac.jp/nkc/ja/calendar.html> 上にも掲載しております。
日本学術振興会から令和8年度採用分日本学術振興会特別研究員募集要項及び申請書様式等ホームページの掲載について連絡がありましたのでお知らせします。公共政策大学院における提出書類及び提出期間等、提出方法については後日、別途掲示でお知らせいたします。 <特別研究員 DC> https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html
教養学部からのお知らせです。
例年同様、2025年度Sセメスターに本郷キャンパスにて、「スポーツトレーニング実習」が開講されます。
開講学部:教養学部後期課程 単位:週1回1学期の授業で1単位を与える。 種目・定員:ソフトボール30名、トレーニング25名 、 卓球12名、バドミントン20名
詳細はPDF参照
「東大は打ち出の小槌だ。自分から叩けば貴重な経験が沢山出てくるが、叩かなければ何も得られない」。
もう何年も前、私が駒場に通う1年生だった頃、同じクラスの友人が私に語った言葉を今でも覚えています。元来消極的な私は、その「打ち出の小槌」をそれほど有効に活用できたわけではありません。そんな私が東大の中で積極的に行動して唯一手に入れることができたもの、それがキャンパスアジアプログラムを通じた韓国・中国留学でした。
私は日本生まれ日本育ち、留学以前の海外経験は数回の海外旅行(人生の中で併せて3週間ほど)のみというドメスティックな人間です。大学入試が終わってから法学部を卒業するまで英語はほとんど使わない、ありふれた東大生でした。大学院で留学すると決めたときも留学先でやりたいことが明確に定まっていたわけではなく、留学したら人生が何か変わるかもしれないという甘い見通しだけを持っていました。そんな私がキャンパスアジアプログラムを通じて韓国と中国で得た経験を紹介することで、より多くの東大生に同プログラムを知ってもらうとともに皆さんが日本の外に目を向けるきっかけとなれば嬉しいです。
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キャンパスアジアプログラムとはキャンパスアジアプログラム(以下、CAP)は、日中韓星の4カ国の学生が交流・議論し絆を深めることで、東アジア地域に精通する国際人材の育成を目指すプログラムです。東京大学公共政策大学院の場合、ソウル大学校国際大学院、北京大学国際関係学院、シンガポール国立大学公共政策大学院と提携しています。各大学院のCAP参加学生は、自分の本所属(私にとっては東大)以外の2校にそれぞれ半年間から1年間必ず行くことができ、私はソウル大と北京大を選びました。
特筆すべきは、その2校のうち1校は普通の交換留学ですが、もう1校にはダブルディグリー(以下、DD)留学できるということです。私はソウル大でのDD留学を選択しました。つまり東大1年間、ソウル大1年間、北京半年間の合計2年半のプログラムを通して、東大とソウル大の両方から修士号を取得できるということです。日本以外に2つの国で留学できるだけでも貴重なのに、さらに留学先の学位も取れるという非常に魅力的なプログラムなのです。
留学で得たもの明確な目的・目標のない留学には意味がないと皆さんは思いますか。私が留学を考えていたとき、そのような言説をよく目にしました。確かに明確な目的―例えばナントカ教授の下で学びたいとか国際機関でインターンしたいとか―を持って留学する人は強いです。しかし日本であれこれ考えるよりもとりあえず現地に行ってみて分かること、体感できることは必ずあります。学びたい特定の分野や問題がなくてもとにかく行ってみるという留学の形を私は応援したいです。以下では実際に私が韓国・中国で感じたことや得たものを列挙します。
韓国への知見現地で暮らしてその国の人々と交流することで、その国への理解が深まるだけでなくそれを肌で感じることができます。私が韓国でまず感じたのは暮らしやすさでした。ソウルは非常に発展していて、文字を隠した写真を見たら東京かと思うかもしれないほど両都市は似ています。自分が外国人であることを全く感じることなく伸び伸びと過ごせました。
日本語を解する人の多さにも驚きました。韓国では早くも中学校の段階で日本語か中国語を第二外国語として学ぶそうです。そのためか、ソウル大生の中で日本語を話せる人を何人も見ました。中には源氏物語などの古典を原文で読んでいる猛者もいて、私の方が日本人として恥ずかしく思ったほどです。韓国語が分かる東大生が日本語を話せるソウル大生よりも少ないことは明らかです。日本の学生が今でも如何に欧米偏重かを痛感しました。
しかしこのことは、当然ながら全ての人が日本を好意的に見ていることを意味しません。日本語を多少なりとも勉強している若者は日本のポップカルチャーに親しむ一方で、政治的な問題はそれとは分けて考えているように感じました。そもそも日本を如何に見るかという対日姿勢の問題は、保守と進歩という韓国政治の対立軸を形成する一つの大きな要素です。韓国社会における日本の存在感が低下してきた現在では昔ほど重要な要素ではなく、代わって例えばジェンダーの問題が保守と進歩の対立の一大争点となっていますが、それでもなお対日姿勢の問題は一定の影響を持っています。
私は韓国滞在中に保守派と進歩派双方の論客から話を聞く機会を得ましたが、両者の語る「日本」が180度全く異なるので、これは互いに話が噛み合わないのも納得だと膝を打ちました。保守派の方では、日本の政界にもパイプを持つソウル大の元教授が、今は日韓の安全保障協力が絶対に必要な時代であり日本の2015年安保法制は韓国を守るためのものである。だから慰安婦問題については韓国政府が元慰安婦の方々に補償金を払えばよいのだと話していました。
逆に進歩派の方では、ソウルの龍山地区にある植民地歴史博物館の方―この方は日本企業に対する元徴用工の賠償請求訴訟支援にも参加していたそうです―からは、1965年日韓基本条約も2015年慰安婦合意も2023年日米韓キャンプデービッド合意も全て歴史問題に蓋をしたに過ぎない。日本政府が過去を清算することは日本の平和国家としての歩みにも寄与するものだと聞きました。このように全く異なる双方の見解を実際に見聞したことで、片方だけを見て韓国を理解したつもりには到底なれないと自戒しました。
中国への知見韓国に続いて向かった中国では、あらゆるものの壮大さに圧倒されました。まず北京市内の道路が広いのです。北京に着いてすぐの頃、何車線もある広い道路を多くの車がひっきりなしに行き交う光景を見て、米国に比肩するスケールの大きさだと感じたのを覚えています。当然ながら大きいのは道路だけではなく、例えば市内にある数多の遺産はいずれも長い歴史を誇る壮大なものばかりで、見るだけで中国史への興味を掻き立てられました。
韓国よりも中国の方が日本との違いが大きかったため、滞在期間の短さに比して語れることが多くあります。全てをここで説明することはできませんが、例えば中国の歴史観の一端を垣間見、またナショナリズムの強さを感じることができました。
北京大学のすぐ裏に圓明園という庭園の跡があります。アロー戦争の折に英仏連合軍により破壊された、教科書にも載っているあの圓明園です。そういう歴史を持つ施設に行くと大抵、「かつての中国は弱かったから負けたのだ、だから強くならないといけない」といった趣旨の説明が書かれています。力の論理そのものは否定していないところが印象的でした。圓明園を出て大学に戻ると、キャンパス内の看板には「愛国」「報国」といった文言が頻繁に現れます。街を走るバイクやタクシーの少なくないものが中国国旗と共産党旗で飾られています。背中にCHINAと書かれた、まるでスポーツの国家代表選手かのようなロングコートを着た若者や子供もよく見かけます。
このように国を愛する、国に報いるといった言葉が平然と使われ、また多くの人々が乗り物や服という日常生活の中で国家の存在を強く意識しているところは日本とかなり違っていて、驚きが大きかったです。私個人としては日本のように国家が生活の前面に出てこない方が、押し付けがましくなくて好ましいと感じます。
この強い「愛国」の裏返しとして、日本人である故に奇異の視線に晒される経験もしました。中国東北部を旅行したときのこと、私と日本人の友人2人は瀋陽にある満州事変博物館や長春にある旧満州国皇居(溥儀が満州国皇帝として住んでいた宮殿)を観光していました。そこでは私たちが日本語で話すと(当然小声です)、周囲の中国人が反応するのです。親に向かって「日本人だ!」と話す子供もいれば、露骨にジロジロと視線を向けてくる大人もいました。彼らが何を思っていたのか本当のところは分かりませんが、好意的な目を向けていたわけではないでしょう。果たして彼らが日本人をどのような存在として教えられているのか、疑問に思わずにはいられませんでした。
このように全てが楽しい思い出だったわけではないですが、それらを全てひっくるめて中国での留学生活は素晴らしい体験だったと自信を持って言えます。
英語力の向上と韓国語の語学学習留学を通して外国語力も向上しました。私は英語が得意でなく大学院入学時のTOEFLスコアは76点でしたが、ソウル大学での1コマ180分授業と膨大な課題文献(英語論文が毎週500頁程度。読めない)を何とか乗り越えた結果、スコアが100点まで上がりました。もちろんTOEFLのスコアが高いことが、英語ができることを直ちに意味するわけではないですが、昔よりは確実に上達したと感じます。
また留学中に韓国語も勉強しました。韓国の大学には語学堂と呼ばれる語学学校があるのですが、DD留学生は無料でその授業を受けられたのです。大学院と並行してこの語学堂にも通った結果、一年間でTOPIK(韓国語能力試験)の最上級を取得できるほどに上達しました。有名な話ですが韓国語は日本語によく似た言語です。欧米言語以外を学習するのは初めてでしたが、距離の近い外国語を学ぶのはこんなにスムーズで楽しいのか、と衝撃を受けました。また韓国語は日本語同様に漢字文化の影響を強く受けているため、韓国語を学ぶことで日本語への理解も深まりました。
皆さん、特に欧米言語しか学んだことのない人は是非、韓国語を勉強してみてください。外国語学習に対する意識が変わること間違いなしです。
CAPコミュニティこれは留学ではなくCAPの長所ですが、縦横の繋がりが充実しています。私と同じ東大・ソウル大・北京大・シンガポール大のCAPに参加した先輩方のみならず他の大学(早稲田大、神戸大、名古屋大など)が提供するCAPに参加した方々も交えて定期的に集まりが開かれるので、繋がりを作ることができます。このアラムナイコミュニティは就活のみならず就職後も活きる貴重な財産だといえます。
2つの課題:英語、就活日本人学生が留学を躊躇う主な要因であろう英語力と就活について、私の経験を交えて触れます。前者に関しては上述のとおり私は決して得意ではありませんが、それでも留学生活を通してそれなりに成長しました。仮に今の出来が良くなくとも諦める必要はありません。勿論留学前から英語ができた方が留学生活の充実度が高まるのは事実です。それでも苦しみながら私の英語は多少改善したので、挑戦してよかったと思います。
次に就活について。留学前に終わらせるか帰国後に回すのが一般的とは思いますが、留学と就活の両立が不可能というわけではありません。就活だけを理由に留学を諦めるのはもったいないです。私は国家公務員が第一志望だったので留学前に公務員試験に合格しておき、留学中に民間就活と官庁訪問をするというスケジュールになりました。具体的には韓国での留学2学期目(2024年春)は負担が小さい科目と評判の科目だけを取り、かなりの時間を民間企業のオンライン面接とその対策及び官庁訪問対策に費やしました。
このように留学中に就活するという選択肢もあります。ただ現地でしかできないことにもっと時間を使いたいという気持ちは誰もがあるので、そこは難しいところです。特に国家公務員志望の人は、公務員試験の時期は固定なので上手くスケジュールを組む必要はありますね。それでも就活のために留学そのものを諦めることはないです。
おわりにここまでCAPの魅力や私の留学経験を語ってきましたが、私はこの留学がケチの付け所がない100点満点のものだったとは思っていません。有り体に言えば、私の1年半の留学は中途半端なものでした。ソウル大学でも北京大学でも、現地の言語を高いレベルで学習し、現地の学生の中に一人混ざって格闘する日本人の友人や先輩がいました。彼ら・彼女らと比べれば私は所詮、英語で授業を受け、英語ができる大学生としか交流せず、韓国社会や中国社会の表層に触れただけの中途半端な存在であると自覚しています。その意味でCAPを通じた非英語圏への英語での留学には確かに限界があります。
しかしそれでもなおこの留学には意味があったと私は信じています。現地で生活したからこそ韓国・中国への私の関心は高まり、今後も常に情報を追っていこうと思うことができました。数は多くないですが今でも連絡を取れる現地の友人ができました。海外で暮らすことで日本の長所・短所も認識しました。留学で人生が変わるかもという甘い見通ししか持っていなかったと冒頭に書きましたが、人生が劇的に変わるほどではないにせよ他では得難い経験を得ることができました。だから現地の言葉ができなくても、そもそも英語が苦手でも、ついでに就活が心配でも、やはり留学はしてみる価値があるものだと私は声を大にして言いたいのです。
私はこの留学で痛感した自分の中途半端さにこれからも向き合っていきます。そんな私だからこそ、留学を考えている皆さんには、是非留学に挑戦してみてほしいと思います。この文章がそのきっかけになったら嬉しいし、それがキャンパスアジアプログラムを通じてであれば尚更言うことはありません。
国土地理院からのお知らせです。
当院では、学生のみなさまに国土地理院の魅力を体感いただけるよう、3月12日(水)にオンライン座談会(技術系)を開催しますのでご案内いたします。
座談会の前には、国土地理院の概要説明のほか、国土地理院での働き方やワークライフバランス(WLB)の取組についてご紹介します。
また、メイン企画である座談会では、冒頭の紹介事項を踏まえ、国土地理院の職員が、みなさんの疑問・質問にお答えします。
文系・理系、所属・学年・専攻を問わずご参加いただけます。
予約方法を含め、詳細はホームページに掲載しております。
https://www.gsi.go.jp/kikakuchousei/zadankai_R6-7.html
なお、このイベントは、当院の業務を広くご理解いただくための啓発活動として行うものであり、採用選考活動とは一切関係はありません。
─…─…─…─…─…─…─ 外部講師と東大キャリアアドバイザーによる キャリアガイダンス(3/14(金)zoom) ─…─…─…─…─…─…─ \Point/ ・就職活動のスケジュール・インターンシップ等概要 ・東大生の就職活動におけるメリデメと対処法 ・理系就活で陥りがちなポイント ・自己分析の重要性
などの押さえておきたい要点のみお伝えします! 就活の心構えを学び、無理のないスケジュールを組みましょう!
申込時に事前質問も受け付けております♪
〇2025年3月14日(金)16:00-17:30 〇全学年対象(27卒主対象)
▽申込はこちらから▽ https://www.careersupport.adm.u-tokyo.ac.jp/event/8300
なお、このガイダンスは4月末にも開催予定です。 どちらか、または両方のお申込みも可です。
その他イベント・ワークショップなどは 是非東京大学キャリアサポート室HPでご確認ください。 https://www.careersupport.adm.u-tokyo.ac.jp/
IBPグローバル留学プログラムの奨学生の募集を実施いたします。
これまで通り、返済不要の奨学金です。
奨学金ホームページは下記リンクからご覧いただけます。
https://www.iccworld.co.jp/ibp/student/scholarship/
応募開始:2025年3月10日(月)午前10時
応募締め切り:2025年4月14日(月)午前9時
対象:18歳以上の学生(2025年3月卒業予定の方も含みます)
今回は半年のコースも増やしております。(いずれも現地インターンシップ付きです)
令和7年3月8日(土)開催予定の「関東甲信越地区国立大学法人等職員合同説明会(オンライン)」について、
採用試験事務室HP(https://ssj.adm.u-tokyo.ac.jp/seminar/10272/) にて掲載を開始いたしました。
本説明会は、各機関人事担当者、技術系職員、図書職員による機関や業務内容紹介を通じて、
国立大学法人等職員の仕事等への理解を深めていただける場となっています。
なお、本説明会への参加には予約が必要となります。
→ご予約はこちらから https://ssj.adm.u-tokyo.ac.jp/seminar/10272/
I pursued a master's degree at GraSPP right after obtaining my bachelor's degree in Human Sciences at Osaka University. After taking a wide range of courses in Social Sciences, I strongly wanted to pursue a degree in Public Policy and learn to develop practical solutions through policy making. I had always been interested in pursuing a career in international development from an educational perspective, and my experience at GraSPP certainly helped me to head towards that pathway.
During my first year at GraSPP, I was very fortunate to acquire skills in using evaluation tools for policy making, such as economics and statistics, and to learn East Asian political relations and policies, which were all entirely new areas of academia for me. Since I had mainly studied Sociology and Psychology in my bachelor's degree, the balance of quantitative and qualitative courses was highly helpful in developing a fundamental basis in understanding policy making. Attending the International Field Workshop (IFW) organized by Professor Nishizawa also allowed me to broaden my horizon in my career possibilities. The two-week workshop in the U.S. was a program that allowed me to network with professionals in international development, and every one of their personal life stories definitely motivated me to aspire for similar goals and achievements.
In addition to these academic courses, there were also plenty of practical opportunities to practice policy making. I had the privilege of attending the Asian-Pacific Economic Cooperation (APEC) Conference in Peru and the World Government Summit in the United Arab Emirates, which allowed me to realize the complexity of policy making and its relevance with international relations. I was also involved in internship opportunities at the Ministry of Education, Culture, Sports and Technology in Japan (MEXT) and UNESCO Asia Pacific Regional Bureau of Education in Thailand.
Another highlight during my graduate school experience was participating in the dual degree program with the School of International and Public Administration (SIPA) at Columbia University, where I was devoted to fieldwork opportunities in examining Rwanda’s education policy. On top of the policy tools that I acquired in the classroom, these experiences on site allowed me to reexamine and reassure my career path in attaining practical experience in education cooperation.
After graduating from SIPA in 2018 and GraSPP in 2019, I started working for the Japan International Cooperation Agency (JICA) where I have had the opportunity to work for international development including education assistance with different countries from several regions, from Africa to Southeast Asia.
As part of the training program, I had the privilege of working in Ethiopia for three months. In Ethiopia, the energy sector is still vulnerable with frequent power shortages. Although the country relies on agriculture, the recent locust invasion poses a significant challenge that the country needs to address. The country prioritizes education to cultivate future leaders and address challenges. Visiting schools, engaging with officials from the counterpart ministry, understanding the country’s policies, and developing essential projects through Japan’s Official Development Assistance (ODA) have been highly valuable and significant experiences for me. They allowed me to apply what I have learned at GraSPP throughout my career.
Currently, I am based in Vientiane, Laos, where I have been working for education assistance in the country. JICA supports capacity building for teachers in mathematics education throughout the country and assists in restoring facilities at Teacher Training Colleges (TTC). Working in Laos has allowed me to understand project management from an angle closer to what is needed and wanted on the ground, and this has led me to consider ways to link them to project management and policy alignment.
Through the network I built at GraSPP, the Lao alumni have been an integral part of my life here. Attending GraSPP has guided me towards my career goal, and further cherishing lifelong friendships throughout the world.