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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

Guest Speaker Seminar: 「タクシー車両を活用したデマンド交通の取組 ~新潟県三条市における事例~」新潟県三条市総務部行政課長 小林和幸 氏、「ふる里の暮らしを支える公共交通~八女市予約型乗合タクシーの取り組み~」福岡県八女市市民部長 松尾一秋 氏 2019年12月24日(火)

Guest Speaker Seminar , TTPU

公共政策大学院では、「地域交通政策研究」の授業において、下記のとおり、以下のお二人からお話を伺います。

1. 小林和幸 新潟県三条市総務部行政課長
     これまで地域交通の中核を担ってきたバスについては、モータリゼーションの進展により利用者数は減少し、運転手不足も重なって、路線の維持すら困難な状況に陥っています。その一方で、高齢社会の急速な進展により、通院・買い物など日常生活を営む上で交通弱者の移動手段を確保してほしいというニーズは地方都市を中心に高まっています。こうした状況を踏まえ、三条市では市内タクシー事業者との連携により、タクシー車両を活用したデマンド交通に活路を見出し、その運行を中心に利便性の高い公共交通体系の構築に努めてきたところです。
本講ではタクシー車両を使ったデマンド交通を運行するに至った経緯等を概観した後、同交通を持続可能な制度としていくための取組や実践等について解説します。あわせて、地方都市の実情や地方自治体が抱える課題等を共有した上でまちづくりにおける公共交通の新たな可能性についても考察します。

2. 松尾一秋 福岡県八女市市民部長

  過疎化が進行し公共交通が次々と廃止されていく山間地域で、移動手段を持たず、取り残されたように暮らす高齢者の外出機会を確保するために導入した「八女市予約型乗合タクシー」の取り組みを紹介します。
なぜドアツードア方式なのか、なぜICT技術を利用した予約センターを開設したのか、利用者と交通事業者と行政との利害関係をいかに調整したのか、なぜ市町村合併したにもかかわらず移動範囲を旧市町村内に制限しているのか等を解説します。
そして、高齢化が進んだ過疎地域で展開される公共交通の実態を通して、今後の地域政策の在り方を考察します。

 

履修登録学生以外の本学学生の聴講も歓迎しますので、聴講 を希望する学生は直接教室に参集願います。
 (使用言語:日本語、本学学生以外の一般の方は参加出来ません。ご注意下さい)。

日時: 12月24日(火) 16:50-18:35
場所: 国際学術総合研究棟12階 1213A
使用言語: 日本語
問い合わせ:  交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp

「地域交通政策研究」講義一覧  
12/24 小林和幸氏・松尾一秋氏講義案内ポスター