download graspp user website pdf tell external home arrow_down arrow_left arrow_right arrow_up language mail map search tag train downloads

東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

「日立の海外鉄道事業の概況と市場動向の考察」株式会社日立製作所 網谷憲晴 氏 2022年07月12日(火)

Guest Speaker Seminar , 交通・観光政策ユニット

 公共政策大学院では、「国際交通政策」の授業において、下記のとおり、株式会社日立製作所 執行役常務 鉄道ビジネスユニットDeputy CEO 網谷 憲晴 氏 からお話を伺います。   

コロナ禍におけるロックダウンや移動制限により、鉄道業界を含めたモビリティ産業はこの2年間、大きな影響を受けてきました。一方で、環境問題の世界的な意識の高まりは、各国のカーボンフリー実現のコミットメントを加速し、その潮流はカーボンだけでなく、サーキュラーエコノミー、そしてプラネタリーバウンダリーへと繋がってきました。鉄道を中心とする環境特性の優れたモビリティへの期待は引き続き高く、移動の目的の多様化を支え、人々のウェルビーイングを高めることも期待されています。このような中で、中国の巨大車両メーカーの誕生に加えて、これまで世界の鉄道産業界をリードしてきたBig3の2社の融合など、業界再編は加速しています。

日立は2000年頃から英国市場参入を見据えた取り組みを開始し、2015年にはイタリアの老舗鉄道車両メーカーと、信号およびターンキープロジェクトを得意とする信号メーカーを買収しました。更に2021年、フランスの防衛・航空宇宙大手企業の交通システム事業を買収することに合意、鉄道プレイヤーとしての国際的なプレゼンスに加えて、鉄道事業におけるデジタル化の加速を図っていきます。

本講義では、業界の動向を踏まえ、日本企業による海外鉄道事業の取り組みと今後について考察します。

履修登録者以外の本学学生の参加を歓迎します。(使用言語:日本語、本学学生以外の一般の方は参加・アクセス出来ません。)

※オンライン授業URLはITC-LMS又はUTASで確認すること。また、資料はITC-LMSにおいて本科目を仮登録の上、ITC-LMSから入手すること。授業開始の1時間前までを目途に掲示する。

日  時: 7月12日(火)14:55-16:40
場  所: 国際学術総合研究棟4階SMBCホールにおける対面授業とオンライン授業によるライブ実施。詳細はポスターを確認してください。
使用言語: 日本語
問合わせ: 交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp

   7/12「国際交通政策」網谷憲晴氏 講義案内ポスター
「国際交通政策」講義一覧(火曜5限 16:50-18:35)
「観光政策概論」講義一覧(火曜3限 13:00-14:45)