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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

公共政策大学院の現役学生4名が創設したウィ・イント(WE Int.)が初のイベントを開催 2019年07月02日(火)

学生ニュース

WomEnpowered InternationalWE Int.:ウィ・イント)は、20191月に公共政策大学院(GraSPP)の現役学生4人(ジャズグル・コチュコローバ、中尾有希、平林桃李、クリスティン・ウィルソン)が立ち上げた女性のエンパワメントとジェンダーの平等を促進する組織です。異なる文化的・教育的背景をもつ4人ですが、東京大学と日本社会において多様性と包摂性を推進したいという熱い思いを共有しています。WE Int.は、男女間や日本人・留学生間にあるキャリアパスのギャップ、ジェンダーメインストリーミング*の欠落、女性特有の問題をオープンに安心して話し合える空間の不足について問題意識をもち、これらの解消に向けて活動しています。現在、WE Int.12か国からの42人のメンバーで構成されています。

201968日(土)、WE Int.は創設後初のイベントを開催しました。イベントの前半はWE Int.メンバーのみのチームビルディング・アクティビティとし、WE Int.メンバー間の親睦を深め、WE Int.に参加した理由などを語りあうことで女性のエンパワメントに対する熱い思いを共有しました。さらに、好きな本や詩の一説などを紹介しあい、女性や外国人として日常的に経験する苦労や変化への希望を分かち合いました。

後半のパネルディスカッションでは、男性中心の職場で働く女性4人がパネリストとして、日々直面する困難、そして企業や社会が多様性の包摂に向けて起こすべき変化について語りました。4人の素晴らしいパネリストは、モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所アソシエイトのブリタニー・ターナーさん、アクセンチュアシニア・マネージャーのケイティ・ウィーラーさん、株式会社産業革新投資機構(INCJ)の別府真由美さん、そしてTOMODACHI MetLife Women’s Leadership ProgramTMWLP)プログラム・マネージャーのウヤンガ・エルドネボードさんで、会場からの数多くの質問にも丁寧かつ情熱をもって答えてくださいました。その後のレセプションでは、パネリスト、ゲスト、WE Int.のメンバーが親睦を深めることができました。

WE Int.についてもっと知りたい方、今後のイベント情報を受け取りたい方は、ホームページをご覧になるか、 Facebookページや LinkedInページをフォローしてください。

*ジェンダーメインストリーミングとは、社会事象や政策にアプローチする上でジェンダーを中心的な「視点」に据える分析的態度です。これにより、ある出来事や事業、あるいは政策が男女に与える異なるインパクトを捉えることができます。