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プレスリリース
飯塚敏晃教授及び重岡仁教授の共著論文”Is Zero a Special Price? Evidence from Child Healthcare”が、American Economic Journal: Applied Economicsに採択されました。
飯塚敏晃教授及び重岡仁教授は、日本の子ども医療費助成の情報とレセプト(診療報酬明細書)データを用いて、「子ども医療にゼロ価格効果が存在する」ことを定量的に示しました。
発表のポイント
- 日本の子ども医療費助成の情報とレセプト(診療報酬明細書)データを用いて、「子ども医療にゼロ価格効果が存在する」ことを定量的に示した。
- 「ゼロ価格効果」は、学生等を被験者とした実験では確認されていたが、実際の消費行動に基づくリアルデータを用いた分析としては、世界で最初の論文である。
- 本論文の知見は、政府が今後、「無料」と「無料以外」を戦略的に使い分け、社会厚生の向上を目指す際に、活用されることが期待される。
発表雑誌
雑誌名:「American Economic Journal: Applied Economics」
論文タイトル:Is Zero a Special Price? Evidence from Child Healthcare
著者:Toshiaki Iizuka, and Hitoshi Shigeoka
DOI番号:10.1257 /app.20210184
アブストラクトURL:https://www.aeaweb.org/articles?id=10.1257/app.20210184
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