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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

「地域交通政策研究」の授業では、10月25日に宮城県南三陸町で佐藤仁南三陸町長による講義と現地視察を実施しました 2022年12月20日(火)

教育活動 , 交通・観光政策ユニット

「地域交通政策研究」(宿利正史客員教授他)の授業では、1025日に宮城県南三陸町で佐藤仁南三陸町長による講義と現地視察を実施しました。


 左: 講義後に佐藤町長と参加学生との記念撮影   右:佐藤町長

まず、まちあるき語り部のガイドの方の案内で、さんさん商店街から旧防災対策庁舎・震災復興祈念公園を巡り、東日本大震災前から現在までの町の変化やガイドの方の御経験などをご説明頂きながら現地視察を行いました。続いて、10月に開業した震災伝承施設の南三陸311メモリアルを訪問し、被災体験の映像・画像などの資料のラーニング・見学を体験しました。

現地視察後、佐藤町長より、「南三陸町はなぜBRTを選択したのか」と題し、震災からの復旧・復興の過程でなぜBRTを選択することとなったのか、首長としてのご経験、経緯に言及しながら講義頂き、活発な質疑が交わされました。講義後は、津波避難道路を歩き、高台よりBRTに乗車し、現地視察を終えました。

参加学生からは、「BRTを選択せざるをえなかった状況がよく理解できた」「BRTの交通としての魅力を再発見した」「首長や行政の判断の難しさを理解したなどの感想が寄せられました。現地で視察と講義を行うことで、参加学生が東日本大震災の被災地における復興の現状、まちづくりと地域公共交通などについて理解を深める機会となりました。

上:中橋・旧防災対策庁舎・311メモリアル
下:BRT停留所・BRT車両・JR大谷海岸駅

■講義「地域交通政策研究」Aセメスター視察の様子は以下よりご覧ください。
①10/25開催 南三陸町現地視察及び講義開催
②11/  1開催 京都府北部現地視察及び講義開催
③11/15開催    静岡現地視察及び講義開催
④11/29開催 富山現地視察及び講義開催