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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

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第28回学生インタビュー(ニュースレター52号掲載)

中原由棟 (from Japan)

―この4月から社会人として働いているそうですね。

はい。実はいわゆる社会人学生になりました(笑)。僕は、元々アカデミズムに興味があったので大学院への進学を考えていました。学部は法学部だったんですけど、修士で何を研究していこうか考えていた大学3,4年生の頃がちょうど、テレビやネットでTPPの話題が頻繁に流れていた時期だったんですよね。そのような報道などを見ながら、徐々に農業経済に興味を持つようになって、それで大学院では農学生命科学研究科に進学しました。その時の指導教官が学者でもありながら政府関連の委員会にも出席されていて、その教授の姿を見て、こういう道も面白いなあと思いましたね。その教授の影響もあって、農業×政治・政策という観点からももっと学びたいと思い、GraSPPを受けようと思いました。GraSPP入学後は勉強に加えて自治会や課外活動として大使館ボランティアの活動にも力を入れました。進路や将来のことなど、自分の人生について色々と悩みましたが、「第一次産業の活性化なくして地方経済の活性化なし、地方経済の活性化なくして日本経済の活性化なし」という僕なりの信念があったので、今の農林水産業関連の仕事を志すようになりました。幸いにも、在学しながら働くことに理解をいただけたので、この4月から働き始めました。
仕事をしながら、GraSPPの授業で聞いていた単語を職場でも当然のように見聞きするので、学びと実務が一致していると実感してます。たとえば、オープンデータベース(行政が持っているデータをオープンにしていくこと)とか、EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案)とか、授業で聞いていた言葉が、実際に仕事の中で出てくるので、学生しながら仕事もしてるという実感はすごく強いですね。授業と仕事が同時進行で直結している点が仕事をしていても面白いですし、GraSPPで勉強する甲斐も感じています。

―仕事と勉強の両立のために、工夫していることは?

これというものは、特にないですね。僕は学校が好きなので(笑) 僕は家で勉強すると他のことに注意がいってしまうので、いつも大学で勉強しています。家が大学から近いということも
あって、時間があれば土日はほぼ大学に行ってます。平日も早めに仕事が終わった時には、一度家に帰って荷物を置いて、それから大学に行って夜遅くまで勉強しています。もちろん、翌日の仕事に支障をきたさないように注意しています。元々、大学が好きなんですよね、僕。よく友人から、「二足の草鞋は大変じゃないか」って聞かれるんですけど、僕は大学が好きなので、むしろ大学に来るとストレス発散できるんです。一番落ち着く場所が、僕の場合は学校なんですよね。なので、自分の中で、「学校に引きこもってる」と言ってます(笑)
僕としては、これからも仕事での実務と大学での研究の両方を続けていきたいと思ってます。可能なら、博士課程への進学もできればいいなと考えています。あと、座学の勉強だけではなく、もっと多くの人に日本のこと、農業等の第一次産業に興味を持ってほしいと思っているので、最近海外でも人気の高まっている和食など、日本の良いところを伝えて行けるような課外活動も何かしらやっていきたいです。