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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

Executive programs

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公共政策大学院では、以下の社会人講座を開講しております。

HTAエキスパート養成プログラム

本プログラムでは、2019年度から本格運用された医療技術評価制度の研究における産官学プラットフォームとしての役割を担い、社会人や若手研究者等を対象とした「医療技術評価」次世代教育のために、医療政策・評価に関して高度で実践的な能力を有する人材を養成します。

イノベーションガバナンス エキスパート養成プログラム

本プログラムでは、イノベーションの社会実装を進めるためのガバナンスの設計を、実践的に検討します。技術革新が加速する一方、イノベーションの社会実装は、必ずしも順調に進展していません。この背景として、イノベーションが正当な信頼を得て社会に受け入れられるための過程に多くの障害が存在することが考えられます。こうした障害を乗り越えて、いかにイノベーションによる正のインパクトを最大化するか。そのために、既存のルールや組織をどう変えていくか。

本プログラムでは、受講生が自ら取り組みたいテーマを選び、グループ作業によって目的を実現するために適切なガバナンスの仕組みを具体化します。講義では、①課題の解決(目的)とその解決にあたって重視するべき価値(持続可能性・ウェルビーイング・プライバシーなど)の相互の関係、②イノベーションを成立させるためのガバナンスの諸論点(ルール・技術・組織の設計、アカウンタビリティ確保、紛争解決など)や、③協働する上での実践的な方法について、関連分野(法律・経営・行政・人工知能・リスク管理など)における第一線の専門家や実践者から、最新動向を学びます。様々な業種や組織に属し、多様なバックグラウンドを有する受講者同士が、それぞれの持ち場から全体最適を指向し議論を行うことにより、持続性のある形でイノベーションの実装や組織改革を実現するための考え方を身に付けることを目指す、実践的かつ実験的なプログラムです。

経済安全保障と企業のリスク管理 エグゼクティヴ特別講座

本プログラムは、主に民間企業の経営層を対象に、自ら国際情勢の変化に対応し経営判断としてリスク管理を行うために必要な知見を提供することを目的としています。

近年、米中の戦略的競争・対立の激化を背景に、軍事転用される民生技術の高度化、サイバーリスクの増大が進み、サプライチェーンや情報システムを中国に依存するリスクが顕在化する等、経済活動の様々な領域において中国関連リスクが高まっています。特に、米中双方で互いに相容れない様々な規制が導入され、それらの運用方針が不透明であり、新たな規制の導入可能性も十分想定されるなど、企業活動の予見可能性が著しく低下しています。

このプログラムでは、経済安全保障に関する国際情勢、企業におけるリスク管理の課題などについて幅広く最新の知見を紹介するとともに、受講者による経営の現場での経験を踏まえた実践的な議論を行うことで、この問題への理解を深めます。