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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

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GraSPPで広げた視野

尾崎雄太 (from Japan)

建築計画学から経済学へ

学部は東京大学工学部建築学科を卒業しています。建築計画学の研究室に所属し、建築と社会の関係性について研究していました。衣食住の一角を占める建築は、社会システムの中で重要な役割を果たしていて、工学だけでなく法律や経済など、社会科学の視点も必要になってきます。例えば私の卒業研究では、不動産登記簿を調査したり、区分所有法を参照したり、 また不動産の取引価格を調べて日本経済の情勢との連動を考察したりしていました。元々理系で大学に入学しているので、そのような社会科学の分野は見よう見まねで勉強している状況でしたが、改めて体系的に学びたいと考えたのがGraSPPへの入学を志望した大きな理由です。

特に経済学に興味があったので、経済政策コースを選択し、経済科目で受験しました。学部時代に履修した講義でミクロ経済入門の説明はありましたが、それ以外の分野は初学者だったので、学部レベルの教科書と問題集を買って対策しました。

GraSPPの魅力の一つに、様々な学部から学生が集まる多様性があると思います。GraSPPの中でも6つのコースがあり、同じ授業で他のコースの学生と一緒になると視点の違いに驚かされます。個人的には、入試評価の中で学部での専攻に関する配慮もあるので、より多くの理系学生にチャレンジしてもらいたいと思っています。

 

GraSPPの多様な講義やネットワークを活かす

GraSPPで印象に残っていることの一つは授業内容の幅広さです。元々は都市政策に興味を持っていましたが、公共政策の経済評価や計量経済学など、定量的なデータを用いて現実の政策策定に活かすツールやプロセスそのものに興味を持つようになりました。他学部履修もある程度可能で、経済学研究科の授業に出席して専門性の高い授業を受けられたのも良かったです。また、初学者向けの講義も開講されているので、政治や法律などこれまで全く勉強したことのない科目を覗くことができたことも刺激になりました。

もう一つは、ネットワークの広さです。入学してから進路を考え直し、それまで志望していなかった国家公務員の道を意識するようになりました。就活としては遅い時期での決断でしたが、同じ道を目指す先輩方や同級生が周りに沢山いることで、情報共有や就活の相談ができ助かりました。また、進路を選ぶにあたって授業でお世話になった先生方に相談させて頂くこともできて、多角的な視点が得られたと思います。

来年からは、中央官庁で国家公務員として勤務させていただく予定です。入省前なのでどのように大学院での学びを活かせるか想像するのは難しいですが、先に挙げた授業で学んだ経済分析の手法を用いて、エビデンスに基づく政策立案に貢献したいです。いずれにしても、GraSPPでの学びを一番活かしやすい道に進むことになり、改めてGraSPPで学ことができて良かったと思っています。