医学系研究科保健社会行動学/健康教育・社会学分野 近藤研究室からのお知らせを掲示します。
セミナー出席ご希望の方は東京大学医学系研究科健康教育・社会学分野 近藤尚己研究室(担当:永井)(Eメール
kondolab2@m.u-tokyo.ac.jp)へご一報ください。・タイトル: 身体活動疫学 ~測定・コホート研究から社会的介入研究まで~
・スピーカー: 鎌田 真光 氏(Dr. Masamitsu KAMADA)ハーバード大学公衆衛生大学院 社会行動科学科 研究員
・日時: 平成29年6月21日(水) 14:30~16:00
・場所: 医学部教育研究棟2階 第1・第2セミナー室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html・言語:日本語
・参加費:無料
・セミナー概要:
からだを動かすこと(身体活動・運動)は公衆衛生上、重要な意義があります。しかし、その研究手法や社会的対策は、他の健康課題と同様、一筋縄ではいきません。このセミナーでは、日本と米国で私が行ってきた研究を中心に身体活動疫学(運動疫学)の概要をお話します。ハーバード大学公衆衛生大学院内で企画準備中の身体活動疫学に関するnanocourseの内容や、加速度計を用いた米国最大規模のコホート研究、日本の地方自治体でのクラスター・ランダム化比較試験、プロ野球パ・リーグとの共同プロジェクト「パ・リーグウォーク」などについて紹介し、身体活動疫学の「これから」について、皆様と考える機会に出来ればと思います。・スピーカープロフィール:
宮崎県出身。東京大学教育学部身体教育学コース卒業、同大学院教育学研究科修士課程に進学後、2006年から身体教育医学研究所うんなん(島根県雲南市立)にて行政職員の研究員として地域の健康づくりやスポーツ教育に携わる。2013年島根大学大学院医学系研究科にて博士号(医学)取得。現在、ハーバード大学公衆衛生大学院社会行動科学科研究員、日本学術振興会特別研究員、国立健康・栄養研究所流動研究員、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻客員研究員。身体活動疫学、行動科学、普及実践科学が専門。
http://researchmap.jp/kamada/