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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

NOTICE: 学生団体の活動における多様性尊重・男女共同参画の実現について 2020年03月30日(月)

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NOTICE: 学生団体の活動における多様性尊重・男女共同参画の実現について

令和2年3月

学生のみなさんへ

東京大学理事・副学長
松木 則夫

学生団体の活動における多様性尊重・男女共同参画の実現について

本学には、多種多様な学生団体があり、多くの学生がそれらに所属して自由な活動を展開しています。文化活動や体育活動を通じて学内外の人たちと多くの交流を行うことは、人として成長していくうえで意義深いことです。本学は、学生の自主性・自律性を重視し、学生団体の運営における「学生の自治」を尊重してきました。
大学の依って立つべき理念と目標を明らかにした「東京大学憲章」では、その前文において、多様性を尊重する姿勢の重要性が以下のように明記されています。
『東京大学は、構成員の多様性が本質的に重要な意味をもつことを認識し、すべての構成員が国籍、性別、年齢、言語、宗教、政治上その他の意見、出身、財産、門地その他の地位、婚姻上の地位、家庭における地位、障害、疾患、経歴等の事由によって差別されることのないことを保障し、広く大学の活動に参画する機会をもつことができるように努める。』(東京大学憲章前文)言うまでもなく、上記の「すべての構成員」には学生のみなさんも含まれます。しかし従来、本学には、憲章の理念に反して、本学の女子学生の加入を実質的に認めない、という類の運営実態をもつ学生団体が一部に存在しているとの指摘があり、長年にわたって解決されない問題となってきました。
そうしたなか、本学の学生組織である2020年度東京大学教養学部オリエンテーション委員会が、新たな規則を発表しました。新年度の新入生歓迎行事において、学生団体が上記のような勧誘を行うことを明確に禁じたのです。これは学生自治における大きな一歩であり、本学はこの姿勢を支持します。本学では、これからもみなさんが学生生活を安心して送れるよう、学生団体の健全な運営を実現するためのシステム作りを、学生のみなさんとともに進めていきたいと考えています。
こうした問題は、性別に関する事案に限られるものではありません。学生団体およびそこに所属する個々人が、本学の構成員として東京大学憲章の理念に則って行動するよう、心がけてください。お互いの多様性を重視する姿勢や態度を身に付けることは、自身の学生生活をより豊かにします。それだけでなく、みなさんがやがて社会において、真の意味での「世界的視野をもった市民エリート」(憲章前文)として活躍し貢献していくための大切な第一歩となるのです。