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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

先端技術セミナー「下水マイニングの社会実装:米国スタートアップでの0→1と1→100の経験」 2024年06月03日(月)

締切日/開催日 2024年06月11日(火)

 工学部・工学系研究科より先端技術セミナーの案内です。

 

[セミナータイトル] 下水マイニングの社会実装:米国スタートアップでの011100の経験

[日時] 2024611()18:45-20:30(6時限)

[講師] 遠藤礼子氏(株式会社島津製作所 グローバル共創営業戦略室 マネージャー、元Biobot Analytics, Inc. Research Program Manager (’17-’22)

[会場] Zoomによるオンライン開催

[Zoom-URL] UTASにログイン後、掲示板のお知らせにてZoomURLを確認し、アクセスして下さい。

[対象] 東大の学生・教職員であれば、全学部・全研究科、誰でも自由に参加できます(無料、事前申込不要)。

[セミナー概要]

個々人の尿や便の集まる下水は、集団の疫学情報の宝庫である。この下水を活用した疫学調査を下水疫学と呼ぶ。2017年創設の米国スタートアップBiobot

Analytics社は下水疫学を事業化した世界初の会社であった。新型コロナパンデンミックを機に下水疫学は世界的に活用が広がり、現在では米国CDCは下水疫学を全国展開するに至る。セミナーでは、この過程で経験した、Biobot社に一人目の社員として入社し社員が100を超えるに成長する過程、技術開発からビジネス開発まで見てきた経験、市場が大きくなり競合も現れる中での苦労等を紹介する。技術の社会実装における示唆、スタートアップでのキャリア戦略、海外留学経験などについても触れる。

このセミナーには比較的長めの質問時間があります。

[講師略歴]

東京大学工学部社会基盤学科卒業。マサチューセッツ工科大 学で環境工学を専攻し、修士および博士号を取得。環境工学

と公衆衛生の融合的な分野で働き、下水疫学の社会実装に 力を入れる。Biobot社に入社し、Y Combinator卒業、

米国CDCとの契約、TIMES誌「世界で最も影響力のある 100 (2022)」選出など経験。2022年より日本にお

ける下水疫学導入を目指す活動を行う。MITテクノロジー レビュー「Innovators Under 35 Japan 2023」受

賞。20244月から島津製作所にてグローバル連携推進 に関わる。

[主催]

東京大学大学院工学研究科学術戦略室、国際工学教育推進機構 工学教育部門

113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 工学部8号館324号室

E-Mailkawanaka@cce.t.u-tokyo.ac.jp(川中孝章

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