download graspp user website pdf tell external home arrow_down arrow_left arrow_right arrow_up language mail map search tag train downloads

東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

Guest Speaker Seminar: 「次の世代にバスを残すために」兵庫県宍粟(しそう)市 樽本勝弘 氏 2019年10月29日(火)

Guest Speaker Seminar , 交通・観光政策ユニット

公共政策大学院では、「地域交通政策研究」の授業において、下記のとおり、兵庫県宍粟(しそう)市 樽本勝弘 氏 からお話を伺います。

    兵庫県宍粟市は658.54㎢という東京23区と同程度の市域を有し、その約90%が山地という地勢において、鉄軌道は走っておらず、市民の移動手段としては自家用車を除きバスとタクシーに頼っています。

   恒常的に人口減が続いており、また、谷あいに住居が点在する地形的不利もあって自家用車を使う傾向が強く、公共交通の再編前はバスの利用が年々減少し、路線の休止が相次いでいました。そこで市や地域によるコミュニティバスを運行して対応していたが、利用者の減少に歯止めはかからず、既成概念にとらわれない抜本的な公共交通の見直しが急務でありました。

 このような状況を踏まえ、「住んでいる地域でいつまでも暮らせる」ことを基本として公共交通再編計画を策定し、市内全域をコミュニティバスではなく路線バスでの再編に踏み切りました。
    本講においては、過疎地域における路線バス運行の現状と課題を通じ、人口減少対策における公共交通の役割について考察します。

履修登録学生以外の本学学生の聴講も歓迎しますので、聴講を希望する学生は直接教室に参集願います。

 (使用言語:日本語、本学学生以外の一般の方は参加出来ません。ご注意下さい)。

日時: 10月29日(火) 16:50-18:35
場所: 国際学術総合研究棟12階1219D
使用言語: 日本語
問い合わせ:  交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp

「地域交通政策研究」講義一覧 
  10/29 樽本勝弘氏講義案内ポスター