情報通信技術と行政研究プロジェクト
チャレンジ!!オープンガバナンス2016 キックオフシンポジウム開催
東京大学公共政策大学院 「行政と情報通信技術」研究プログラム(PadIT)は、オープンガバナンス*を応援する「チャレンジ!!オープンガバナンス2016」コンテスト(COG2016:詳細はコチラ)の開催にあたり、自治体職員/市民らによる実践現場の報告や、同コンテスト審査委員らによるパネルディスカッションを盛り込んだシンポジウムは終了しました。
コンテストの詳細は コチラです。
*オープンガバナンスとは、市民と自治体がオープンな姿勢で協働しながら地域の課題に取り組んでいく社会の仕組みです。より有効なオープンガバナンスをめざすには、市民が地域の課題に自分ごととして取り組むとともに自治体がプラットフォームとしてそれを支える市民参加型社会の育成と、データや証拠にたちかえって確認する習慣をつけながら相互の協働を地道に進めていくデータ力活用アプローチが大切です。これらの現状把握と将来の課題を検討していく一助として、シンポジウムを企画しました。
*「チャレンジ!!オープンガバナンス2016」コンテストとは、以上のオープンガバナンスの実践を応援するコンテストです。
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日時:2016年6月25日(土)9:30-13:00
場所:東京大学武田ホール(武田先端知ビル 5階)。 新定員200名
9:30開始 | 主催者等挨拶 | COG2016:審査委員長:城山英明 CCパートナー:アクセンチュア株式会社:工藤卓哉 |
第一部:地域から学ぶ課題解決とデータパワー (自治体/市民の現場から) |
阿部由紀江「『対話』を導くデータ活用〜公共施設ワークショップの経験から(案)」(新潟市役所) | |
松崎太亮「震災画像オープンデータとアプリを活用した減災教育の伝承」(神戸市役所) | ||
齋木久美子「わたしから始まるまちづくり」(千葉市役所) | ||
藤井靖史「持続可能なデータ活用」(会津若松市民) | ||
竹部美樹「市民が主役の地域活性化と今後のデータ活用」(鯖江市民) | ||
加藤 彰 「市民ファシリテーターによるワークショップ〜男女協働サロンの効果とデータ活用への期待」(牧之原市役所) | ||
歓迎メッセージ | 犬童周作 内閣官房参事官(オープンデータ担当) | |
藤城真 財務省審議官(元:国と行政のあり方懇談会 事務局次長) | ||
平本健二 政府CIO上席補佐官(総括担当/経産省担当) | ||
ハーバードアッシュセンター | ||
COG2016のねらいと仕組み | COG2016運営コーディネーター(奥村裕一 東京大学公共政策大学院客員教授) | |
11:30~ 第二部:審査委員を交えたパネルディスカッション (審査委員は緑です) 「市民参加型社会をどうつくる」 司会:庄司昌彦 「データから学ぶ」 司会:川島宏一 |
・長谷川孝 横浜市政策局理事 | |
・宇野重規 東京大学社会科学研究所教授 | ||
・大橋 弘 東京大学大学院経済学研究科教授 | ||
・川島宏一 筑波大学システム情報系社会工学域教授 | ||
・国谷裕子 元NHK「クローズアップ現代」キャスター | ||
・庄司昌彦 国際大学GLOCOM准教授 | ||
・関本義秀 東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門 准教授 | ||
・林 千晶 マサチューセッツ工科大学メディアラボ 所長補佐 | ||
・渡辺美智子 慶応大学大学院健康マネジメント研究科教授(専門:統計科学) | ||
・工藤卓哉 元ニューヨーク市統計ディレクター | ||
13:00終了 |
総括 坂井修一 東京大学大学院情報理工学系研究科教授(審査委員) | |
総括 城山英明 東京大学公共政策大学院・大学院法学政治学研究科教授(審査委員長) |
シンポジウム終了後、COG2016の申請に関心や検討してみようという方に対して、午後1時半から一時間ほど説明会行いました。
紹介先:東京大学公共政策大学院 「行政と情報通信技術」研究プログラム(PadIT) admin_padit@pp.u-tokyo.ac.jp
主催:東京大学公共政策大学院 「行政と情報通信技術」研究プログラム(PadIT)
共催:東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL)
コーポレート・シチズンシップ・パートナー:アクセンチュア株式会社
連携:ハーバード大学ケネディスクールアッシュセンター(通称)