COG2016 最終公開審査+並行イベント 参加者募集
チャレンジ!!オープンガバナンス2016 最終公開審査および並行イベントの開催終了
東京大学公共政策大学院 「行政と情報通信技術」研究プログラム(PadIT)は、オープンガバナンスを応援する「チャレンジ!!オープンガバナンス2016」コンテスト(COG2016)の最終公開審査および並行イベントを開催しました。
オープンガバナンスとは、デジタル時代を背景に市民と行政が協働で地域の課題解決にあたる市民参加型社会の新しい公共サービスの枠組みです。 |
市民は、市民参加型社会のメンバーとして地域の課題の解決に多様な知恵と経験を出しあって自分たちの問題として主体的に共同して取り組んでいきます。 |
行政は、オープンデータに取り組んだり人間中心主義で市民ニーズを施策に反映させる努力をしたりして、市民参加型社会のプラットフォームとして活躍します。 |
コンテストの詳細はこちらです。
最終公開審査の結果は次の通りでした。
オープンガバナンス総合賞
チーム「チャレンジ中野!Grow Happy Family&Community」
地域課題:家庭養護の推進
アイデア名:地域とつながる「子育て」&「里親制度」~ママからファミサポへ、ファミサポから里親へ~
アイデア賞
チーム「みやまえ子育て応援だん」
地域課題:地域全体で子育てを応援するまちづくり
アイデア名:「子育てにやさしいまちの空気」をつくる!~市民による市民・行政・企業三方ハッピープロジェクト~
連携体制賞
チーム「Code for Niigata + 新潟大学・大串ゼミ」
地域課題:データ活用による新潟市の魅力発信力のパワーアップ
アイデア名:もっと知りたい地域のこと~協働で進める地域の情報発信のあり方~
Special Innovation Award in collaboration with Ash Center, HKS, Harvard
地域課題:地域全体で子育てを応援するまちづくり
アイデア名:「子育てにやさしいまちの空気」をつくる!~市民による市民・行政・企業三方ハッピープロジェクト~
Accenture Citizen First Youth賞
チーム名「U-18 おもてなし室蘭」
地域課題:室蘭に新たな観光客を呼び込むためのアイデア
アイデア名:旅人と地元民の心をつなぐ「おもてなしサロン」へようこそ
昨年6月以来、データを活用しながら市民/学生と自治体が地域課題を解決していくオープンガバナンスを応援して、以下のステップを踏んでコンテストを進めてきました。
ステップ1:地域課題を抱える自治体の募集を夏に行い、31自治体の登録がありました。
ステップ2:その地域課題を解決する市民/学生によるアイデアの募集を秋におこない、68件の応募がありました。
内訳:市民28件、学生24件、混成16件
このコンテストにご応募いただいたステップ1の自治体のみなさま、そしてステップ2の市民/学生のみなさま、全員の熱意と努力に厚く御礼を申し上げます。
ステップ3:審査委員会による一次審査を経て、今回、最終公開審査および並行イベントを開催します。
応募していただいた市民/学生のみなさまのアイデアには様々なヒントや気づきが含まれていて大変勇気付けられました。
オープンガバナンスはみなさまの継続的な実践により進んでいきます。コンテストとしては性格上賞を絞らざるを得ないのですが、地域の課題解決に向けてさらにみなさまのご努力をお願いしたいと思います。この機会をとらえてそれぞれの地域で、また、今回ご応募のなかった地域でも、より多くの仲間とともにオープンガバナンスに取り組んでいただけたらと思います。
私たちも皆様と伴走してオープンガバナンスの定着に努力していきたいと思っています。
<審査委員による最終公開審査>
〇プレゼンによる最終公開審査 対象 13件
賞は次の通りを予定しています。審査委員の合同で賞を決定します。
※総合賞(アイデア+連携体制)、※アイデア賞、※連携体制賞、※Accenture Citizen First Youth賞
※Special Innovation Award in collaboration with Ash Center, HKS, Harvard(新規追加)
<並行イベント>
〇ハーバード大学HSKアッシュセンター(米国行政イノベーション賞実施)からのゲストスピーチ
最終公開審査対象の案件だけでなく、ほかの案件もできるだけ知っていただくために、ミニプレゼン+ポスター掲示やポスター掲示も設けました。
〇ミニプレゼン+ポスター掲示 対象 7件(最終公開審査)
〇ポスター掲示 対象 27件
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日時:2017年3月12日(日)9:15-17:45(終了後ホワイエにて非公式交流<希望者のみ>18:30完全撤収)
場所:東京大学武田ホール(武田先端知ビル5階)。 定員200名
当日の予定(予定は予告なく変更する可能性があります。)
時間 |
内容 |
8:45 |
開場(受付開始) |
9:15 |
開会の辞 |
9:20 |
本日の予定、応募状況、選考方法などの説明 |
9:30 |
1 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「震災タイムスリップウォーク」・神戸市 |
9:50 |
2 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「中村学園大学流通科学部 浅岡14B(3年)・15B(2年)ゼミ」・福岡市 |
10:10 |
3 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「NAIST-UBI ParmoSense Developers」生駒市 |
10:30 |
小休憩 |
10:40 |
4 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「Code for Niigata + 新潟大学・大串(おおぐし)ゼミ」・新潟市 |
11:00 |
5 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「FerriSat」・神奈川県 |
11:20 |
6 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「AAI」・松戸市 |
11:40 |
事務お知らせ |
11:50 |
昼休憩 |
12:50 |
7 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「みやまえ子育て応援だん」・川崎市宮前区 |
13:10 |
8 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「チャレンジ中野!Grow Happy Family&Community」・東京都中野区 |
13:30 |
9 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「U-18 おもてなし室蘭」・室蘭市 |
13:50 |
10 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「Singular Perturbations」・神奈川県 |
14:10 |
小休憩 |
14:20 |
11 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「カタハマ・エージェント」・牧之原市 |
14:40 |
12 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「立命館大学+近江八幡商工会議所」・近江八幡市 |
15:00 |
13 審査用プレゼンテーション(&質疑応答)チーム「花のいずみ野沿線組」・横浜市 |
15:20 |
小休憩 |
15:30 |
並行イベント(ハーバード大学からのゲストスピーチ、 |
16:30 |
最終審査発表、審査委員登場 |
17:10 |
総評 |
17:20 |
閉会の辞 |
17:30 |
記念撮影 |
17:45 |
ホワイエにて非公式歓談(希望者のみ)適宜散会 |
18:30 |
完全散会 |
審査委員名簿:
城山 英明 審査委員長 東京大学公共政策大学院・大学院法学政治学研究科教授
宇野 重規 東京大学社会科学研究所教授
大橋 弘 東京大学大学院経済学研究科教授
川島 宏一 筑波大学システム情報系社会工学域教授
国谷 裕子 元NHKクローズアップ現代キャスター
坂井 修一 東京大学大学院情報理工学系研究科教授
庄司 昌彦 国際大学GLOCOM准教授
関本 義秀 東京大学生産技術研究所人間・社会系部門 准教授
林 千晶 マサチューセッツ工科大学メディアラボ 所長補佐
渡辺 美智子 慶応大学大学院健康マネジメント研究科教授(専門:統計科学)
(50音順)
奥村 裕一 運営コーディネーター 東京大学公共政策大学院客員教授
<その他>
シンポジウム終了後、ホワイエにて歓談の時間を設けております。(希望者のみ)
昼食は各自で、学食(中央食堂)などを利用をしてお取りください。会場内は飲食禁止です。また、ごみは各自でお持ち帰りください。
照会先:東京大学公共政策大学院 「行政と情報通信技術」研究プログラム(PadIT) admin_padit@pp.u-tokyo.ac.jp
主催:東京大学公共政策大学院 「行政と情報通信技術」研究プログラム(PadIT)
共催:東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL)
コーポレート・シチズンシップ・パートナー:アクセンチュア株式会社
連携:ハーバード大学ケネディスクールアッシュセンター
(文責:COG事務局)
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- 東京大学 本郷キャンパスへの交通手段 -武田ホールは本郷地区、浅野キャンパスです。最寄駅:千代田線根津駅ですのでご注意ください。
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