Guest Speaker Seminar
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公共政策大学院では、「国際交通政策」の授業において、下記のとおり、「日本の海を守る ~海上保安庁の実像と国際海洋秩序~」というタイトルで、海上保安庁一見勝之次長よりお話を伺います。
四方を海に囲まれた海洋国家である我が国にとって、平和で豊かな海を守り国民の安全・安心を確保することは極めて重要です。海上保安庁は、その創設以来、海上法執行機関として、海上における安全及び治安の確保を図ってきました。一方で、グローバル化が進み、様々な脅威が容易に国境を越える現在の国際社会においては、もはやどの国も一国のみで海洋の秩序を維持することは困難であり、海上保安機関の連携が不可欠となっています。
本講義では、このような状況の下、自由・法の支配といった普遍的価値を堅持し、「開かれ秩序ある海洋」を希求してきた我が国が現在行っている、アジアの海上保安機関の能力向上支援や関係国海上保安機関との連携強化等の政策を紹介し、この行政分野についての理解を深めます。
履修登録学生以外の本学学生の聴講も歓迎しますので、聴講を希望する学生は直接教室に参集願います。
日時: 6月19日(火) 16:50-18:35
場所: 国際学術総合研究棟12階1213A
使用言語: 日本語
(今後、7月10日に全日本空輸株式会社平子裕志代表取締役社長、7月17日に観光庁田村明比古長官のゲストスピーカーセミナを予定しています。)