公共政策大学院では、「国際交通政策」の授業において、下記のとおり、 成田国際空港株式会社代表取締役社長 田村明比古氏からお話を伺います。
かつて反対運動が展開された成田空港は1978年の開港以来、豊富な航空ネットワークを背景に、ヒトとモノの流れを形成し、日本のゲートウェイとして我が国経済発展の一翼を担ってきました。
そして現在では、東アジアにおける空港間競争、羽田空港国際線の数次にわたる増枠など取り巻く環境が変化する一方、アジア全体の経済成長に伴うインバウンド需要の増加、LCCの成長といった機会を生かし、政府の成長戦略である我が国の国際競争力強化、観光立国の推進への貢献など、引き続き求められる役割は大きいです。
東アジア主要空港との競争には、政府として羽田・成田が一体となって対応する方針であり、首都圏空港の発着容量100万回(羽田50万回、成田50万回)の達成を目標としています。
現在約26万回の成田空港は発着回数を倍に増やすため、更なる機能強化策により面積が約2倍に拡大し、2028年度末の新滑走路供用を目指していますが、機能強化の進展には地域振興への対応も求められます。
本講義では、日本のゲートウェイとしての成田空港について、過去、現在、未来の視点から議論を展開していきます。
履修登録学生以外の本学学生の聴講も歓迎しますので、聴講を希望する学生もアクセス願います。
(使用言語: 日本語、本学学生以外の一般の方はアクセス出来ません。)
※視察は中止になっております。ご注意下さい。
※オンライン授業URLは授業開始前にUTASで確認すること。資料はITC-LMSにおいて本科目を仮登録の上、ITC-LMSから入手すること。授業開始の1時間前までを目途に事前配布する。
※授業の実施形式に変更ある場合にはHPにおいて周知するので注意すること。
日時: 6月9日(火)16:50-18:35
場所: オンライン授業によるライブ実施。詳細はポスターを確認してください。
使用言語: 日本語
問い合わせ: 交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp
6/9「国際交通政策」田村明比古氏講義案内ポスター
「国際交通政策」講義一覧(火曜5限 16:50-18:35)
「観光政策概論」講義一覧(火曜3限 13:00-14:45)