公共政策大学院では、「国際交通政策」の授業において、下記のとおり、株式会社日立製作所 執行役常務 ビルシステムビジネスユニットCEO光冨 眞哉 氏からお話を伺います。
コロナ禍の感染予防対策として各国で打ち出されたロックダウン等人々の移動の制限により、鉄道を含むモビリティ産業は大きな打撃を受けています。
一方地球環境問題への世界的な意識の高まりは、各国によるカーボンフリーの実現へのコミットメントに発展し、鉄道を中心とする環境特性の高いモビリティへの期待はますます高まると予想されます。鉄道産業界では中国の巨大車両メーカーの誕生に端を発して、合従連衡の動きが急となる等パワーゲームの様相を呈しています。日立は2000年頃から英国市場参入を見据えた取り組みを開始し、2015年にはイタリアの老舗鉄道車両メーカー、また信号およびターンキープロジェクトを得意とする信号メーカーの買収契約に調印し、鉄道プレイヤーとしての国際的なプレゼンスを獲得しつつあります。
本講義では、業界の動向を踏まえ、日本企業による海外鉄道事業の取り組みと今後について考察します。
履修登録学生以外の本学学生の聴講も歓迎しますので、聴講を希望する学生もアクセス願います。
(使用言語: 日本語、本学学生以外の一般の方はアクセス出来ません。)
※対面授業を希望する学生は、下記アドレスまで、授業前日17時までに連絡すること。先着順に受け付けし、教室の定員を超えた場合にのみ個別に連絡する。
※オンライン授業URLはITC-LMSで確認すること。また、資料はITC-LMSにおいて本科目を仮登録の上、ITC-LMSから入手すること。授業開始の1時間前までを目途に掲示する。
日時: 6月29日(火)16:50-18:35
場所: 国際学術総合研究棟4階SMBCホール(20名まで)に おける対面授業とオンライン授業によるライブ実施。詳細はポスターを確認してください。
使用言語: 日本語
問い合わせ: 交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp
6/29「国際交通政策」光冨眞哉氏 講義案内ポスター
「国際交通政策」講義一覧(火曜5限 16:50-18:35)
「観光政策概論」講義一覧(火曜3限 13:00-14:45)