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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

Guest Speaker Seminar with Mr. Hiroshi SUGIURA, Kawasaki Heavy Industries, Ltd. and Mr. Shinichiro Ostubo, Japan Transport and Tourism Research Institute July 9, 2024

Guest Speaker Seminar , TTPU , On-campus

 公共政策大学院では、「国際交通政策」の授業において、下記のとおり、川崎重工業㈱水素戦略本部 企画部長 杉浦 江 氏及び(一財)運輸総合研究所 特任研究員 / 東海大学 特任教授 大坪新一郎氏からお話を伺います。
   本講義では国際交通に関係する脱炭素関連の以下のテーマを取りあげます。

まず、前半の講義では「水素社会の実現に向けて」をテーマとします。世界は脱炭素へ向けて、いま大きく動こうとしています。エネルギー源としての水素を大量・安定的に、かつ適正な価格で導入するサプライチェーンの構築は日本をはじめ世界中で注目されています。そんな中、2022 年初頭、豪州で作られた水素を液化し、日本へ海上輸送するパイロット実証を完遂しました。また、商用規模のチェーン構築へ向けての取り組みや課題についてもご紹介します。
 続いて、後半の講義では、「国際海運の脱炭素に向けて」をテーマとします。外航船からのCO2 排出量(全世界の排出量の2.1%(ドイツ1国分に相当))は、近年、効率ベースでは大きく削減されていますが、さらなる削減のため、化石燃料から低・脱炭素燃料(水素やアンモニア等)への転換に向けての取り組みが加速しています。このような動きを進めるためには、規制的手法や経済的手法を用いた制度による後押しが必要であります。本講義では、海運の脱炭素に向けて何が必要かを解説し、それらの取り組みを促進するために必要な国際的制度について考察します。

※履修登録者以外の本学学生の参加を歓迎いたします。
 (使用言語: 日本語、本学学生以外の一般の方は参加出来ません。)
※資料は、UTOLから入手して下さい。授業開始の1時間前までを目途に掲示します。

日    時: 7月9日(火)16:50-18:35(5限)
場    所: 国際学術総合研究棟4階 SMBCアカデミアホールにおける対面授業にて開催。詳細はポスターを確認してください。
問合わせ: 交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp

7/9「国際交通政策」杉浦江 氏+大坪新一朗 氏 講義案内ポスター
「国際交通政策」講義一覧(火曜5限 16:50-18:35)
「観光政策Ⅰ(概論編」講義一覧(火曜3限 13:00-14:45)