公共政策大学院では、「地域交通政策研究」の授業において、下記のとおり、国土交通省大臣官房公共交通政策審議官 池光 崇 氏からお話を伺います。
地域公共交通は、日常生活や地域の社会経済活動を支える基盤インフラともいうべきものであるが、人口減少やマイカーへの利用転移、ドライバー不足等の問題から、これまでのような民間事業者によるサービス提供を前提とした仕組みには限界が生じつつあります。
このような構造的な課題に対処すべく、国においては、地域公共交通の維持・確保に係る課題解決における多様な関係者の連携・協働の推進に向けた環境整備や自治体・交通事業者とともに「交通空白」の解消に向けた取組を進めてきています。
さらに先述の課題認識に照らすと、今後の地域公共交通には、単純な延命ではなく、将来にわたって多様な方々の必要な移動をどのように確保・改善していくか、既存施策の全面展開と合わせ、新しい視点での議論が求められます。
本講義では、地域公共交通の現状と課題を概観した上で、近年の国の政策を紹介しつつ、今後の施策の方向性について考察します。
*履修登録者以外の本学学生の参加を歓迎いたします。
(使用言語: 日本語、本学学生以外の一般の方は参加出来ません。)
日 時: 10月8日(火)16:50-18:35(5限)
場 所: 国際学術総合研究棟4階 SMBCアカデミアホールにおける対面授業にて開催。詳細はポスターを確認してください。
問合わせ: 交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp
10/8「地域交通政策研究」池光 崇 氏 講義案内ポスター
「地域交通政策研究」講義一覧(火曜5限 16:50-18:35)
「観光政策Ⅱ(実践編」講義一覧(火曜3限 13:00-14:45)