公共政策大学院では、「地域交通政策研究」の授業において、下記のとおり、トヨタファイナンシャルサービス㈱ モビリティサービスグループグループバイスプレジデント兼 トヨタ自動車㈱ 新事業企画部主幹間嶋 宏氏、西日本鉄道㈱自動車事業本部未来モビリティ部モビリティサービス担当課長 古屋 永吉氏、(一社)九州経済連合会地域共創部参事、 (一社) 九州MaaS協議会事務局長 木下 貴友 氏からお話を伺います。トヨタ、西鉄、JR 九州の 3 社は、交通及び店舗・イベント情報のサービサー各社と協力し、2019 年よりマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」を福岡市・北九州市等で展開している。トヨタは、モビリティカンパニーを目指す取り組みの一環として「my route」の開発を行っており、西鉄及び JR 九州は、「my route」を活用した MaaSの推進、AI オンデマンド交通の展開、乗りつぎ利便性の向上などの取り組みを行っています。
今年4月には、90 を超える官民の団体・企業が参画し、官民連携・広域では我が国最大規模の MaaS実行組織となる一般社団法人九州 MaaS協議会が設立され、利便性が高く持続可能な交通ネットワークの構築に向けた取り組みが、更に深度化しています。
本講では、長年競争関係にあった西鉄と JR 九州が、少子高齢化による需要減少、労働力の不足、新型コロナウイルスの影響などの逆境下で「競争から共創」に転換し、全くの異業種であるトヨタと連携して、どのように MaaSに取り組んでいるのか考察します。
*履修登録者以外の本学学生の参加を歓迎いたします。
(使用言語: 日本語、本学学生以外の一般の方は参加出来ません。)
日 時: 10月15日(火)16:50-18:35(5限)
場 所: 国際学術総合研究棟4階 SMBCアカデミアホールにおける対面授業にて開催。詳細はポスターを確認してください。
問合わせ: 交通・観光政策研究ユニット ttpu[アット]pp.u-Tokyo.ac.jp
10/15「地域交通政策研究」間嶋宏氏、古屋永吉氏、木下貴友氏 講義案内ポスター
「地域交通政策研究」講義一覧(火曜5限 16:50-18:35)
「観光政策Ⅱ(実践編)」講義一覧(火曜3限 13:00-14:45)