download graspp user website pdf tell external home arrow_down arrow_left arrow_right arrow_up language mail map search tag train downloads

東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

Topics

Topics

日中韓の学術会議 参加報告July 7, 2016

Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

5月13、14日の2日間、KAIS (The Korean Association of International Studies)とKorea Foundationが主催で行われた日中韓の学術会議に参加させていただきました。この会議には日中韓から大学院生各15名、合計45名が参加し、1日目は3ヶ国の研究者によるパネルディスカッションに出席、2日目には大学院生が主体となって、午前中は安全保障、経済、文化の分科会に分かれたディスカッション、午後は全体での意見交換が行われました。学生同士の議論では、歴史や領土の問題などの敏感な問題に対しても、お互いの率直な意見を交換することができ、とても良い刺激を受けることができました。また、全プログラム終了後には3カ国の学生で一緒に食事に行き、夜遅くまでお酒を飲みながら語らい、更に議論を深めたり、友情を深めたりすることができました。

今回のイベント参加を通して、キャンパスアジアプログラムによって自分自身が鍛えられ、大きく成長しているということを実感できました。議論の前提となる基本的な知識、議論に積極的に参加する英語力、自分と異なる視点や意見を尊重する姿勢、対立する意見の中から更に議論を深めるための知恵。北京大学やソウル大学への留学を通して、こういったものが少しずつ身に付いてきたと思います。とは言え、普段の授業や留学生活の中で、伝えたいことが正確なニュアンスで表現できないこと、そもそも知識不足で話が分からないこと、相手の意見に対して感情的になってしまうことなど、まだまだあります。多様な意見や考え方に触れながら、残り半年の留学生活、更に成長していけたらと思います。

(原田直樹)
besetoforum